最新情報:四季の風景

四季の風景 2015年7月17日 09:07

北の丸公園でセミ達が鳴き始めました

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 梅雨明けを前に蒸し蒸しとした暑い日が続いていますが、皆様体調など崩されていませんか?

 都心部にありながらも緑豊かな北の丸公園では、セミ達の元気な鳴き声があちこちから聞こえてきています。写真はおなじみ、茶色の羽に黒っぽいからだが特徴のアブラゼミ。

 

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 セミの抜け殻もいたるところで見られます。よく観察してみると、背中から白い糸のようなものが・・。実はこれ、気管の内側の表面なのです。そんなところまで脱いでしまうとは、驚きですね。

 

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 アブラゼミよりも少し遅れて鳴き始めるのはミンミンゼミ。透明の羽に、淡い緑色のからだが特徴です。

 

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 コナラの木には、泥をかぶった大きさ約2センチほどの小さなニイニイゼミの抜け殻も見られました。

 セミの種類は、7月下旬頃にはヒグラシ、8月中旬頃にはツクツクボウシと増え、園内はますます賑やかになっていきます。

 

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 園内北側、武道館近くにあるザ・フォレスト北の丸は一休みには最適なお洒落なカフェ。皇居の北側にあたる緑豊かな北の丸公園で、適度な休憩を挟みながら昆虫・抜け殻観察をされてみてはいかがでしょうか?

 

 

四季の風景 2015年2月18日 10:35

北の丸公園で早咲きの桜が開花しています

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まだ冬景色が広がる北の丸公園ですが、木々をひとつひとつ丁寧に観察すると、春の足音がしっかりと聞こえてきます。

 

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吉田茂像すぐ側に植栽されているカワヅザクラが開花しました。カワヅザクラは静岡県河津町で発見された、カンヒザクラとオオシマザクラの種間雑種。蕾は濃い赤ですが、開花するとピンク色になる華やかな桜です。例年ですと、見頃は二月下旬から三月下旬頃。

 

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カワヅザクラより少し早めに開花したのはカンザクラ。こちらも吉田茂像すぐ側に植栽されています。エサに困っているヒヨドリやメジロなどは大喜びで蜜を吸いにやって来ていました。見頃は三月上旬頃。

 

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12月2日より、東京都の気温などを観測している地点が気象庁本庁から北の丸公園へ移転されました。その観測地周辺に植栽されている紅梅は、現在7分咲きほど。気象観測地点(露場)を見学された後に、早咲きの紅梅も是非ご覧ください。

 

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清水門広場で開花しているシナマンサクは今が最も綺麗な時。青空をバックに遠目からみても目立つ金色の花が美しく輝いています。

 

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清水門のすぐそばで、オオイヌノフグリが開花していました。良く見ると可憐な可愛らしい花ですね。ヨーロッパ原産の越年草です。桜の開花で目線は上を向きがちですが、足元の小さな春にも是非ご注目下さい。

四季の風景 2015年1月21日 10:00

北の丸公園で白梅が開花しました

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 1月20日は大寒(だいかん)でしたね。一年中で最も寒い時期という意味で、この大寒までが暦上の冬を指します。園内では一足先に歩みを進める植物達の姿が少しずつ見られるようになってきました。

写真は園内中央地区に位置する梅林(うめばやし)。17本の白梅、紅梅が植栽されています。

 

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その中で最も早く開花する白梅の樹の蕾が、そっと花開いていました。青空をバックにした白梅からは爽やかな早春の香りが漂ってきます。
 

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 すぐそばに植栽されている紅梅はまだ少し固い蕾の状態。個体差がかなりあるようです。


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 ザ・フォレスト北の丸そばの細道を行くと、とっても控えめな花、ウグイスカグラを見つけました。花びらは一重の筒状で淡いピンク色。ウグイスがこの花や実をついばむ姿が神楽(かぐら)を踊っているように見える事からこの名になったのだそうです。どこか奥ゆかしさがあります。

 

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 池中央の橋から下をのぞくと、人目を避けて仲良く休んでいるカルガモ達を発見。首を後ろにまわし、くちばしをすっと羽根の中に差し入れて目を閉じていました。カモ類は休む時たいていはこの格好。なんだか寝苦しそうですが、カモにとってはリラックスできる態勢なのでしょうね。

四季の風景 2015年1月 9日 12:38

少し早い春の訪れ

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1月も早一週間が過ぎました。皆さまいかがお過ごしでしょうか?日中は穏やかな冬晴が多い一方で、朝晩は冷え切った空気が頬を刺し、一段と寒さが厳しくなってきました。体調を崩されないようお気を付け下さい。

 

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北の丸公園では、一足早い春の知らせ。ソシンロウバイがひっそりと花開きました。繊細な花びらが美しく、上品で良い香りが漂ってきます。花の少ないこの時期に嬉しい開花です。

 

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園内中央地区に位置する梅林(うめばやし)では、白梅の樹に小さく可愛らしい蕾がついていました。

 

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花木園では早咲きのカワヅザクラの花芽が徐々に大きくなってきていました。まだ少し先の、暖かい春が待ち遠しくなりますね。

 

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 カワヅザクラのすぐ側にはニホンズイセンが咲いています。凛とした立ち姿と、爽やかな香りをお楽しみ下さい。

 

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 田安門から望む千鳥が淵に、ハシビロガモの大群がやって来ていました。ハシビロガモはユーラシア大陸とアメリカ大陸の中緯度に分布し、日本に冬鳥として渡来します。遥か遠い国からやって来て、休むことなくぐるぐると円を描きながらエサとなるプランクトンを探して食べるハシビロガモ。渡り鳥の体力には驚くばかりです。

四季の風景 2014年12月26日 10:07

冬景色の中の鳥たち

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桜田濠の街路樹、ユリノキが見事な枝振りを見せています

落葉樹は太陽の光を透かして見せてくれます

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桜田濠のカモたちは半蔵門から桜田門に居場所を移動しながら、今も200羽以上観ることが出来ます

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冬は落葉のおかげで鳥たちを観察しやすい季節です

代官町通りでノスリに出会いました

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北の丸公園の近くでエナガを見かけました。

小さい体と長い尾。ふわふわの羽根の愛らしい鳥です

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松が並ぶ皇居前広場ではシジュウカラを見かけます。1羽だけでしたが普段は群れを成して幹をつつく様子を見ることが出来ます。

 

北の丸公園から濠沿いに皇居前広場へ

皇居外苑は都心のバードウォッチングスポットです

お出かけの際は暖かい支度で、ゆっくり観察されることをおすすめします

 

冬の静かな一日を皇居外苑でお楽しみください

四季の風景 2014年12月24日 10:30

北の丸公園で野鳥を探そう!

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12月も早半月が過ぎ、寒さが本格的に厳しくなってきましたね。北の丸公園内の池にはうっすら氷が張り、昼頃まで残っている事もしばしば。今回は冬景色が広がる北の丸公園内で見られる野鳥を探してみました。

 

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清水門広場の草陰をのぞいてみると、落ち葉をくちばしで放り投げながら懸命にエサを探すシロハラがいました。冬鳥としてこの時期日本全国に渡来するシロハラが、北の丸公園にも寄ってくれたようです。

 

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 第三駐車場内は、隠れた野鳥観察スポット。ジョウビタキのオスが逃げ回る昆虫を追いかけまわしていました。そのショットは残念ながら撮影できませんでしたが・・・。オレンジ色の腹がぱっと明るく可愛らしいのはオス、枯れ葉の様に地味な色合いがメス。駐車場内で野鳥を観察するときは十分車に気を付けて下さいね。

 

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 池の清掃のため水を抜いていたところ、子魚などを狙ったアオサギがじっと様子をうかがっていました。翼を三角に畳んで正面に向けるという独特のこのポーズは、日光浴中の時に見られるとか。

 

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 いつでも私たちの周りにいると思われるスズメですが、産まれて一年目などの個体は長距離移動をすることでも知られています。なので、いつも同じすずめが見ているとは限らないそうです。普段よく目にする野鳥も、その生態を詳しく調べてみると驚くような発見があり楽しいですよ。

四季の風景 2014年12月18日 08:14

12月の皇居外苑の風景

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ケヤキやサクラなどの落葉樹が葉を落とし、冷気の中に凛とした皇居外苑の冬景色が戻って来ました。

 

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馬場先堤塘の桜‘イチヨウ’は葉を落とした後に蕾をしっかりとつけ、春に備えて準備を進めています。紅葉時期が去り、殺風景になった皇居外苑ですが、目を凝らすと小さな季節の移り変わりを、たくさん見つけることが出来ます。

 

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日比谷通りの今年最後のイチョウの黄葉をバックに馬場先濠の水鳥たちが水面で遊んでいます。

 

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皇居外苑の「松の剪定」が始まりました。松が休眠時季の3月まで、広い芝生広場で職人さんたちが手入れをしている様子がご覧いただけます。皇居外苑では春の芽摘みはせず、この時期の枝抜きと芽の剪定、古葉の揉み上げを行っています。

 

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14日夜降った霰(アラレ)や小粒の雹(ヒョウ)が、翌日早朝日陰の芝生一面に残っていました。

  

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朝の冷え込みがきびしくなり、日陰の落ち葉には白い霜がたくさんついている様子がうかがえます。

この季節早朝の水たまりは凍っていることが多いので、来苑の際は足元には十分気を付けましょう。

四季の風景 2014年12月15日 08:34

2014年北の丸公園秋の紅葉ラインナップ

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 国民公園協会皇居外苑のホームページがリニューアルされてから、最初のブログ更新です。どうぞ宜しくお願い致します!

 12月も早二週目。3日から7日にかけて行われた「皇居乾通り一般公開」が記憶に新しいですね。乾門から出られた多くの方々が北の丸公園に来園され、園内は大変な賑わいとなりました。今回は今年も多くのお客様にご好評頂いた北の丸公園の紅葉ラインナップをご紹介します。

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ザ・フォレスト北の丸から徒歩1分ほどの場所にあるモミジ林では、イロハモミジ、ヤマモミジ、オオモミジなどが色鮮やかに紅葉し、散策やジョギングをされるお客様の目を楽しませていました。

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西大通りから見たモミジ林の様子。

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 こちらは流れ近くの紅葉。一歩樹林地に足を踏み入れれば、様々な野鳥の声があちこちから聞こえてきますよ。

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 上の橋から撮影した流れの紅葉。さらさらと流れる水と、美しい紅葉が癒しの空間を創り出していました。

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 モミジ林を西側から撮影。紅、緑、黄と、色とりどりの紅葉からなるモミジのトンネル。日の光があたると一枚一枚が輝いてとても綺麗でした。

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樹齢約200年といわれる武道館前の大イチョウの紅葉は今年も見事です。大きな枝ぶりとどっしりとした幹は、下から見上げるとパワーをもらえる気がします。

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 見本園に植栽されているムクロジとハゼノキも鮮やかに色付いて、多くのお客様が写真撮影を楽しまれていました。

 

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 ムクロジの種といえば、羽根つきの「羽根」の先端についている黒い玉として使われていることで有名ですね。昔の人は自然の素材を上手に利用していたのですね。

 

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 最後の一枚は、管理事務所近くの橋から芝生地の様子を撮影したものです。風の無い晴天の日は、池の水面にケヤキやイチョウが鏡の様に映りこむ人気の撮影スポット。

 

今年の北の丸公園紅葉ラインナップはいかがでしたか?現在は、大イチョウが見頃を迎え、ケヤキやモミジはそろそろ終盤に差し掛かっています。ご覧になる方はお早めにどうぞ!

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